2014年07月07日

サン・ミッシェルで少しお腹が空いたイーディ "Petit creux a St. Michel" Edie

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パリ左岸を象徴するエリア、カルチェ・ラタンの玄関口にあたるサン・ミッシェル広場。そこを起点に南へ走るのがサン・ミッシェル大通りだ。その先には古代ローマの遺跡が残るクリニュー中世美術館、そしてソルボンヌも近くにある。
ミドヴァニィの妹であり、グルービーなティーンエイジ・ガールとして登場した「イーディ」。彼女は東洋語を学ぶ学生という設定であった。ひょっとすると、ソルボンヌの東洋語学科だったのかも知れない。

今回ご紹介するイーディは、1995年秋に発表されたポーセレン製の一点もの作品で、「サン・ミッシェルで少しお腹が空いた」と題されていた。
デリケートな10代の少女のボディ・スタイル、手仕上げによるポーセレンのモールド・ヘアーの上にパリ美容界の大御所であった故アレクサンドル・ド・パリによってデザインされた人毛のウィッグを被っている。ヘアー・スタイル、メーキャップ共に1960年代のパリ・ファッションを反映していた。

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そして彼女が着ているAラインのミニドレスは、ピンクと白の「ヴィシー・チェック」と呼ばれるフランスの有名な布地によるものであり、因みに、女優のブリジット・バルドーが何度目かの結婚式に、この布地で作ったウエディング・ドレスを着たというエピソードもある。

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オフ・ホワイトのストッキングに、淡いコーラル・ピンクのローヒール・シューズ。装身具は、白いビーズのイヤリングと、白とピンクのビーズのネックレスとブレスレット。付属品には、花柄のハンドバッグと新聞、そしてフランクフルト入りのホットドッグとナプキン、デザートの洋ナシとナプキンが含まれていた。サン・ミッシェル大通りを歩いていて、少しお腹を空かせたイーディの為に、ビリーボーイが用意したものらしい。

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パリ左岸、カルチェ・ラタンの香りに包まれたイーディの逸品である。

1995年制作
人形本体は、フランス・セーブル窯で焼成されたポーセレン製
個人蔵

Photo (C) Sumiko Watanabe

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posted by sumiko at 17:43| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Edie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする