2006年04月13日

スキャパレッリの店で Chez Schiap

chez Schiap 3 small.JPGchez Schiap 2 small.JPG

ショッキング・ピンク」で有名な奇想とエレガンスのファッション・デザイナー、エルザ・スキャパレッリ。1927年、パリ・モード界にデビュー、コクトーやダリらと親交を持ち、シュールレアリスム・アートと共謀した作風が特徴だった。

ビリーボーイは、スキャパレッリの熱狂的なファンであり、研究家としても知られている。又、自らを「スキャパレッリの精神的な息」と呼んではばからない。

その彼が、自身の人形ミドヴァニィに、スキャパレッリのエッセンスを込めて初めて作ったのが、この「スキャパレッリの店で Chez Schiap」(1990年)である。

やや長めの黒髪ボブにローズ色の唇を持つミドヴァニィが、フューシャ・ピンクのローシルク製のフィッシュテール・イブニングドレスに鮮やかなグリーンのローシルクのロングストールをまとい、金糸やクリスタル、ラインストーンがびっしりと刺繍された長い手袋をはめ、写真では見えないが、ピンクのシルクのストッキングにピンクのハイヒール・パンプスをはいている。

フューシャ・ピンクとビビッドなグリーンという補色関係のカラーコンビネーションが、目に鮮やかで、非常に美しい!
ふと、ツツジの花を思い出してしまった。

やや凄みのある妖しい眼差しは、初期レジン製作品の特徴である。

個人蔵

Mdvanii and all related names, and the name BillyBoy* is the sole copyright and trademark of BillyBoy* and used with permission click on this link for all copyright information.

http://www.fondationtanagra.com

chez Schiap 4 small.JPG

ゴールドのハンガー、ウィッグ・スタンド、ゴールドの手鏡、パフューム・アトマイザー、これらの付属品と共に、フューシャ・ピンクのライナーのついたデラックスなギフト・ボックスに入れられていた。
一点もの特別作品。
posted by sumiko at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | Mdvanii from Paris 1990 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ツツジ!
確かにそんな配色ですね。
鮮烈なのにケバケバしくならないって流石です。
それにこの手袋!溜息…。
Posted by 梅 at 2006年04月16日 18:08
こんにちは。
先日は大変お世話になりました。
数字の叡智に触れられて楽しかったですね。

このお人形を拝見して、46番のボトルをイメージしました。(グリーン・マジェンタ)
自分をとりまくあらゆるものに愛を注ぎ、我が道を行く「Wanderer」。
作り手の感性がまさにこの配色に現れているような気がします。

また拝見しにきます♪
Posted by tomoko_i at 2006年05月02日 19:15
オーラソーマの観点からの洞察に満ちたコメント、有難うございます。
またコメントしてください。
Posted by sumiko at 2006年05月06日 23:17
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