2006年06月25日

イーディ Edie

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アンディ・ウォーホルの有名なマリリン・モンローの絵をバックに、人を食ったような謎の微笑みを浮かべる美少女。彼女は、1993年に登場したミドヴァニィ Mdvaniiの妹イーディ Edie である。

イーディは、気まぐれでキュート、モッズ、そして無邪気でハッピーなティーンエイジ・ガール。年齢は18歳。東洋哲学を学ぶ学生であり、ギターとクーキー・デザートとグルービーなドレス、アンダーグラウンド・ポップアート映画とニートな(小奇麗な)ヘアースタイルが大好き。彼女は、アレクサンドル・ド・パリの美容サロンでヘアースタイリングをしてもらっている。
アンドロジーヌでバイセクシャルな姉ミドヴァニィ程ミステリアスではないが、アンダーグラウンド・スーパースターで、少年たちのミューズだ。
(以上が、作者ビリーボーイによるイーディのキャラクター設定であった。)

人形「イーディ」は、アンディ・ウォーホルのスーパースターの一人として知られ、'60年代のヒロインと言われたイーディ・セジウィック Edie Sedgwick のムードからインスパイアーされて作られた。

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漆黒の瞳にニートなホワイトヘアー、気が遠くなるようなカッコイイ足を持ち、'60sの天使とも言われたイーディ・セジウィック
彼女は、アメリカの名家の令嬢として育ち、1965年にアンディ・ウォーホルと出会い、数ヶ月のうちに、「哀れな金持ち娘」、「ヴィニール」、「キッチン」など10数本ものウォーホル映画に出演し、瞬く間に、アンダーグラウンド映画のヒロイン、スーパースターの一人となる。イーディは、ウォーホルと同じホワイトに髪を染め、好んで同じ服装をし、連れ立ってパーティーに出かけては、話題をふりまいた。そして、同年のうちに、「ガールズ・オブ・ザ・イアー」に選出されたのであった。しかし、二人の関係は僅か1年で終わりを告げ、その後、イーディはドラッグに溺れ、身を滅ぼし若くして亡くなる。
詳しくは、彼女の伝記「イーディ」(ジーン・スタイン/ジョージ・プリンプトン著 筑摩書房刊)を参照ください。(写真上)

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ところで、イーディ・セジウィックより遅れて10年、'70年代の半ば、ビリーボーイは、ウォーホルによってその才能を見出され、ウォーホルのファクトリーに出入りするようになり、多数のフィルムに出演した。ウォーホルは、ビリーボーイを「最後のスーパースター」と呼んで、特に目をかけたという。
その後、ウォーホルの元を離れパリに渡ったビリーボーイは、1985年、ロンドンのオブザーバー新聞により「マン・オブ・ザ・イアー」に選ばれた。どこかイーディと似ている。しかし、ウォーホルと離れた後の二人の人生は全く異なり、ビリーボーイはドラッグに溺れることもなく、現在にいたるまで健康そのもの、独自のアート表現を追究し続けている。

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初版のイーディは、3種類のスタイルで登場。
「ファクトリー」Factory: ホワイトのショートボブに、モッズな白黒水玉模様のミニドレス、クレージュ風の白い革製ブーツ。
「チャオ!マンハッタン」 Ciao! Manhattan: ロングストレート・ホワイトヘアーに、ヒッピー風の長いフリンジが付いたトップにパンタロン、クレージュ風の白い革製のブーツ。
「バブル・ドウ」Bubbledo: ホワイトのビーハイブヘアーに、モンドリアン・ドレスとクレージュ風の白い革製ブーツ。

以上が、基本スタイルであり、それぞれに数種類のバリエーションがあった。
これら初代のイーディはレジン製であったが、2代目以降は、ポーレセン製となり、単なるモッズなティーンエイジ・ガールからカメレオンのように七変化し、進化して行く。

Photo by BillyBoy*

Mdvanii and all related names, and the name BillyBoy* is the sole copyright and trademark of BillyBoy* and used with permission click on this link for all copyright information.

http://www.fondationtanagra.com


posted by sumiko at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Edie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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