2012年05月23日

金曜日のソラヤ "Vendredi" Soraya

Soraya Vendredi 1.jpg

ちょっと神懸かっていて、超聡明!ソラヤ Sorayaは、窺い知れぬインドの女神。
「全部分かってしまうと寛大になれるものよ」(スタール夫人)が彼女の人生哲学。

ミドヴァニィMdvaniiの世界に、インドのエキゾティシズムとパリ・ファッションの魅惑をもたらした第3のキャラクター「サイキック・インディアン」(レジン製)が紹介されたのは、1992年春だった。彼女は女神の容貌を持ち、ミドヴァニィMdvanii と黒人ディーDheeiの魅力と完璧な調和を見せ、ミドヴァニィMdvaniiの世界を一層味わいのあるものにした。
また彼女は、エレガンスの要塞であるばかりでなく、「サイキック」、つまり人間誰もの内にある第六感を象徴した世界で最初のファッション・ドールであったという重要な意味を持っていた。

そして、それから3年、1995年夏、彼女はレジン製からグレードアップしたポーセレン製となり、新しく生まれ変わる。その名は、ソラヤSoraya
彼女は、美しく滑らかな小麦色の肌を持ち、褐色の切れ長の目、アルカイック・スマイル風のミステリアスな微笑みを浮かべた口元、そして漆黒の長い髪。ヘアースタイリングは、アレクサンドル・ド・パリによるものだった。衣装は勿論オートクチュール。

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今回ご紹介するのは、1995年夏に発表されたポーセレン製ソラヤSorayaの一点ものシリーズ「ソラヤの1週間 La Semaine de Soraya」より、「金曜日Vendredi」のソラヤである。
彼女が着ているのは、スキャパレッリからインスパイアーされたガーネット色のジャージーのシースドレス。デコルテには、ゴールドとブラックのフリンジがつけられ、ゴージャス感を演出している。黒いシックな長手袋。写真では分かり難いが、その上にパールの指輪が縫い付けられていて、シュールな遊び心がうかがえる。そして、白いシフォンのロングストールを優雅にまとう。
装身具は、凝ったビーズとパールのイヤリングとお揃いのネックレス、そしてゴールドのカフス・ブレスレット。黒いエナメルのハイヒール・パンプスを履いている。
また、彼女の付属品には、ハンドバッグ、香水瓶、金色の象のレリーフがついた木製の宝石箱などが含まれていた。
漆黒のビーハイブ・ロングヘアーは、アレクサンドル・ド・パリならではの素晴らしいカッコよさ!

彼女は、相変わらず人智を超えたサイキックな力を持ち、洞察力に満ちた深いまなざしで貴方を見つめる。
「金曜日のソラヤ」の魅力を少しでも感じていただければと思う。

人形本体は、フランス・セーブル窯焼成のポーセレン製。1995年制作。個人蔵

Photo (C) Sumiko Watanabe

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posted by sumiko at 16:06| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Soraya | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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