2014年03月02日

「ナエマ」ミドヴァニィ "NAHEMA" Mdvanii

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「ナエマ」という名を聞けば、ゲランの香水を想い起される方もいるかと思う。
ゲランの香水「ナエマ」は、アラビアンナイトに出てくる美しい双子の王女の一人の名に因んだものと伝えられ、1980年代初頭に発表された。その香りは、バラへの賛辞と言われるように、世界一バラの香料をふんだんに使用されていると聞く。

さて、この同じ「ナエマ」という名を冠したミドヴァニイが、今回ご紹介するものだが、因みに、作者であるビリーボーイは、「ナエマ」という名について、古代エジプトの女神の名であると、当時、私に説明してくれた。

彼女は1998年に発表されたレジン製プロトタイプ・ミドヴァニイ(限定10体制作)の一つである。正規に発売されたレジン製のミドヴァニィ・ドールたちに比べ、濃い肌色をしており、非常に強いトーンのメーキャップと冒険的なヘアースタイルが特徴であった。

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この「ナエマ」ミドヴァニイは、バラ色の肌を持ち、「ムード・ナエマ」と名付けられたメーキャップ・・・・・淡いブルーのアイシャドーに黒いアイラインが強調され、ピンクベージュの口紅、バイオレットのマニキュアが施されていた。
ヘアースタイルは、ミドヴァニイの最初のものと同じ、黒い人毛製のオールバック・ヘアー。その上に、18世紀の金色のリボンを利用したエキゾチックなターバンが巻かれている。
そして、彼女がまとう古典的な花柄のブロケードのカクテルドレスは、胸ぐりと袖、スカートの裾に濃紺のベルベットのトリムが飾られ、ウエストには18世紀の金色のトリムが付いている。
ドレスの下には、淡いピンクの木綿モスリン製のペチコート、やはり淡いピンクのシルクサテンの下着、白いシルクのストッキングをつけ、パールバイオレットのハイヒール・パンプスを履いている。
そして、装身具には、赤いビーズのイヤリングに、パールのチョーカー、ゴールドのカフス・ブレスレットが含まれていた。

エジプトの女神か、はたまたアラビアンナイトの王女か、それはさておき、「ナエマ」の持つ古典的で妖艶なイメージが充分表現された極めて魅惑的な作品だ。
春の宵、彼女の芳香をお楽しみください。

1998年制作
レジン製
個人蔵

全身の写真 Photo (C)Fndation Tanagra
上半身の写真 Photo (C) Sumiko Watanabe

Mdvanii and all related names and the name of BillyBoy* is the sole copyright and trademark of BillyBoy* and used with permission click on this link for all copyright information.

http://www.fondationtanagra.com

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posted by sumiko at 22:44| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Resin Mdvanii | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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