2007年06月21日

New Cyber Sexual Mdvanii OUT OF THE BLUE ニュー・サイバー・セクシャル・ミドヴァニィ 「アウト・オブ・ザ・ブルー」

blue 2 up blg.JPG

約2年ぶりにミドヴァニィMdvaniiの新作が発表され、日本に上陸した。ニュー・サイバー・セクシャル・ミドヴァニィ「アウト・オブ・ザ・ブルー」New Cyber Sexual Mdvanii OUT OF THE BLUEである。

blue 1 up bis.jpg blue 2 up blg.JPG blue 3 up blg.JPG blue 4 up blg.JPG blue 5 up blg.JPG blue 6 up blg.JPG blue 7 up blg.JPG blue 3 box

キャビネット型の木製の箱の中の青空を想わせる空間に、黒いコードによって吊り下げられた金色のボディを持つミドヴァニィ。彼女の足元には、ショッキングピンクの絞り染めのイブニングドレスが置かれている。それはまるで、セミの抜け殻のようにも見え、美しいドレスを脱ぎ捨て、ファッションドールという殻から脱皮し、新しいステージへ向かおうとしているミドヴァニィのスピリットを象徴しているように思える。あるいは又、手に入れることが困難な夢や願望を表しているのかも知れない。
鮮烈なイメージを与え、様々な解釈を可能にさせる。

「ミドヴァニィ、これは人形ではない。Mdvanii 《ceci n'est pas une poupee》のパラフレーズと共に大きく進化した新しいミドヴァニィの魅力を披露する展覧会を下記の通りにすることになった。

会期:2007年7月2日(月)〜7月8日(日)
   午前11時〜午後7時まで 最終日は午後5時まで
会場:ギャラリー悠玄2F
東京都中央区銀座6-3-17 悠玄ビル
   Tel 03-3572-2526
地下鉄銀座駅C2出口より徒歩2分
   JR有楽町駅銀座口より徒歩5分  


map BLUE+omote.jpg

新作の他、現在販売可能な在庫作品も展示販売する予定。
古き良き銀座の趣きが感じられるステキなギャラリーだ。有名な銀座の泰明小学校のすぐ側。ぜひ、ご来場ください。

◎新作のカタログをご希望の方は、管理人までご連絡を。

なお、作者ビリーボーイ&ララBillyBoy* & Lalaは、新作の発表と共に、彼らの制作理念の新しい方向性について、「ミドヴァニィイズム Mdvaniiism」という概念を提示し、説明している。

alien.jpg grace-jones.jpg coffee.jpg 
funny-hats.jpg Party3.jpg

上の写真は、上段の3枚が華麗なるエイリアンのビリーボーイBillyBoy* 下段左がフランス男の粋を見せるララLala 右が二人の息子、ポップな美青年アレクAlecの面々だ。


ミドヴァニィイズム Mdvaniiism
ビリーボーイ&ララによる新しいアート・イズム(芸術主義)


ミドヴァニィは、彼女の誕生以来、絶えることなく、現代アートにおける人間を描写する人形の意味と境界を拡張してきた。初めは、大人のための解剖学的に正確な最初のファッションドールとして紹介され、その後、彼女は、「ライフスタイル」を表す彫像として、また写真や絵画、インスタレーション等、多くの芸術的な形態と特質の中で、彼女の基準を探求し、そして越えてきた。これが、何故、ミドヴァニィが単なる人形ではないかということの説明である。

ミドヴァニィイズムは、木にたとえることができる。その根は、ミドヴァニィの歴史にあり、そして無限の社会的文化構成要素と体験が土壌となって、ミドヴァニィの脳や魂を育成する。その枝や葉は、日光に向いており、生命力や人生への永久的な願望と苦闘を示している。

7つの「アウト・オブ・ザ・ブルー」作品は、ミドヴァニィイズムの最初のシリーズを構成している。各作品は、強烈なブルーの合成素材が敷き詰められた、不揃いな石のパターンが表現されたリノリウム板の扉が付いた木製の箱の中に提示されている。「安っぽさ」と「悪趣味」と見做されるかもしれない、この素材の意図的な使用は、贅沢は本質において、どんな芸術形態の中でもそうであるように、ミドヴァニィのメッセージの永続性においては、取るに足らないものだということを表現するために用いたものだ。

ミドヴァニィ、彼女の新しい「サイバー・セクシャル」スタイルは、レジンを用いて美しく入念に作り出され、各彫像(人形)は、特有の髪型を持ち、シンプルな赤いリボン・スカーフをつけている。彼女は、箱の内側に単純に吊り下げられている。コードにぶら下げられて。そして彼女のボディは、部分的に金色の塗料がスプレーされている。また、彼女の足元には、ショッキングピンクの絞り染めのイブニングドレスが置かれているが、それは人形に着せることはできない。この独特な審美的表明は、隠喩に於ける願望の隠された目的(それにより、結局は、フラストレーションが起こされる)を暗示しており、それは、ミドヴァニィイズムのひとつの構成要素となっている。

ボンデージ(束縛・屈従)は、歴史の至る所で、多くのジャンルや作風によって扱われてきた。ことによると、コードにぶら下げられたミドヴァニィの姿から、ボンデージのイメージが呼び起こされるかも知れない。しかし、それは単に、構成要素の一部分に過ぎず、性的な挑発やフェティシズムの表現として用いられているのではない。ボンデージの外観は、束縛や屈従へのサリュートであり、そしてそこに登場する人物は屈するために暴力を加えられるという、それは実際の生活においては成就することが困難な目的を象徴している。さらにまた、全ての不変の女性の女性性が、今回の作品のこの要素と共に、強烈なパラドックスを作り出す《力と屈従》を象徴する表現形式の上に表現されている。

「アウト・オブ・ザ・ブルー」の表現は、このような外観のイメージと、内にある隠喩や象徴性、その両方をとらえることができる。そして、その矛盾を示すことで、ミドヴァニィは、さらにもう一度、潜在意識に訴えるイメージと意味の媒体という両面によって、彼女の不変の探求を表現する。この全体的効果がミドヴァニィイズムの第一番なのだ。

2007年6月    

             ビリーボーイ&ララ BillyBoy* & Lala (渡辺純子 訳)



Mdvanii and all related names, and the name BillyBoy* is the sole copyright and trademark of BillyBoy* and used with permission click on this link for all copyright information.

http://www.fondationtanagra.com

Mdvaniiism
A new art-ism by BillyBoy* & Lala


Since her beginning, Mdvanii has constantly pushed further the boundaries and meanings of the doll as a human representation in contemporary art. Initially, presented as the first anatomically correct fashion doll for adults, she has explored and transcended her principle into many artistic forms and dimentions: sculptures "with a life style", photography, painting, installations. This is why Mdvanii is not - just - a - doll.

A Mdvaniiism (note the three "i" 's) is very much like a tree: it takes roots in the Mdvanii history and soil it is growing in is made of the infinite social-cultural components and experience transformed into nourishment for the brain and soul. It's branches and leaves aiming at the sunlight: reveal its vitality and the ever-lasting desire/ struggle for life.

The seven "Out of The Blue" artworks constitute the first series of Mdvaniiism. Each one is presented a simple wooden box which is lined in electric blue synthetic carpeting with a door covered in linoleum with a ramdom stone pattern. This deliberate use of materials which can in other contexts be considered as "cheap" and "bad taste" is a way to express that luxurious means are in essence as irrelevant in the prenity of Mddvanii's message as they are into any art form.

Mdvanii, in her new "Cyber Sexual" form, here beautifully crafted in resin, each sculpture with a specific hairstyle and a simple red ribbon scarf, is simply hanging inside the box, suspended from a cord, her body partially sprayed in gold. At her feet, is laying a shocking pink "tie-dyed" satin evening gown, which cannot technically be put on the doll. This aesthetic statement - translating the obscure object of desire (and eventually the frustration caused by it) into a metaphor - is one of the components of this Mdvaniiism.

Bondage, treated with many different ways throughout history, may be evoked by this suspended Mdvanii, but this is another element in the composition, yet it is not used as provocation. The bondage guise is a salute to restraints and unachieved ideals that the personage is forced to and is in actual life, confronted to. That all-eternal femele identity is again put a power/ submission dialect creating an intense paradox with this element of the work.

The expression "Out of the blue" is thusly to be taken both literally and symbolically. By being shown in this contradictory posture, Mdvanii is one more time the expression of her constant questioning as both a subliminal image and a vehicle for meanings. This ensemble constitutes the Mdvaniiism No.1.

BillyBoy* & Lala, June 2007


EXHIBITION of The New Cyber Sexual Mdvanii "OUT OF THE BLUE"

2nd July - 8th July 2007
11h - 19h


Gallery Yougen
6-3-17 Ginza Chuo-ku Tokyo 104-0061 Japan
Tel. 03-3572-2526

posted by sumiko at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Cyber Sexual Mdvanii | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/45426214
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック