2019年08月12日

スキャパレッリへのオマージュ Surreal Bijoux - Mdvanii (23)

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ビリーボーイの自叙伝的スキャパレッリ研究書「フロッキング・ライフ」(FROCKING LIFE SEARCHING FOR ELSA SCHIAPARELLI) より、第15章「シュールレアル・ビジューからミドヴァニィへ」(Surreal Bijoux - Mdvanii ) の翻訳です。


スキャパレッリへのオマージュ Homage a Sciaparelli

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                 photo (c) BillyBoy* & Lala


最初期の限定版ミドヴァニィのひとつに「スキャパレッリへのオマージュ」( Homage a Schiaparelli) と題された作品がある。
ワイドなデラックス・ボックスに入って、彼女は唇の刺繍がポケットになった黒いスーツを着て、ハイヒールの形をした帽子を被っていた。又、ミニチュアのトロンプルイユ(だまし絵)のボウが付いたセーターを付属品として備えたバージョンもあった。
これらは25体の限定版として作られ、マン・レイの有名な「天文台の時間、恋人たち」と呼ばれる、大きな唇がミステリアスな雲間に浮かぶ絵のハンドペインティングによるミニチュア(ララによる)が付いていた。

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日本で販売された25体限定の「スキャパレッリへのオマージュ」1992年。2種類のバージョンがあった。Photo (c) Sumiko Watanabe


時代を超えて、スキャパレッリの多くのファッションや関連するものがミドヴァニィのスケールで再現された。
あるマドモアゼル・ミドヴァニィ(1997年に発表された身長約63cmという大型のポーセレン製ミドヴァニィ)は、Le Boeuf sur le Toit (屋根の上の牛)と呼ばれる有名なスキャパレッリのスーツのリプロダクションを着て、ダリからインスパイアーされたラム・チョップの刺繍とマッチしたラム・カツレツの帽子を被っている。

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             Photo (c) BillyBoy* & Lala

又、マドモアゼル・ミドヴァニィ「決して痩せ過ぎず、豊満過ぎない」という作品は、スキャパレッリの骸骨ドレスのリプロダクションを着たものだ。Le Fetiche de l'Attente (期待のフェティッシュ)は、ダリとスキャパレッリの別のコラボレーション作品であり、それは唇のスーツと帽子であった。
更に、マドモアゼル・ミドヴァニィの中には、1930年代のスキャパレッリのファブリックを使ったランジェリー・バックをパッチワークして作ったシースドレスを着たものさえもあった。
(渡辺純子 訳)
次回へ続く

Mdvanii and all related names and the name of BillyBoy* is the sole copyright and trademark of BillyBoy*, and used with permission click on this link for all copyrights information.

http://www.fondationtanagra.com

ビリーボーイのシュールレアル・ビジューのサイト

http://www.mdvanii.ch/en/article/surreal-bijoux-en

posted by sumiko at 11:36| 東京 🌁| Comment(0) | BOOKS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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